広大な大地の十勝
ビリログでは、サーフトリップを主体にブログを構成している。そして、引っ越しすらサーフトリップのひとつと考えている。
このため、日本全国がトリップ先である。その中でも思い入れのある土地が、北海道の十勝である。
全国(内地)の方々がイメージする広大な大地に広がる、緑豊かな大平原は、十勝にある。
そして、十勝には、日本でも指折りのサーフスポットが点在する。十勝の一番の良さは、人がとても寛大で暖かいことだ。土地柄もあるのかもしれないが、本当に優しい。
何とか、移り住めないかと模索している最中だ。子供たちの進学もあるため、しばらくは難しいので、妄想だけ膨らましている。
その妄想をより強烈にイメージアップをするため、きょうは、北海道の名産品で簡単アウトドア料理にチャレンジしてみた。
北の恵み十勝マッシュ
理由は、先日、北の大地からの贈り物が届いたからだ。
これは、娘の親友から、贈り物である。
とてもかわいらしい、まん丸のマッシュルームであった。名前は、『十勝マッシュ』といい、白とブラウンがあった。
わたしも初めて知ったが、鎌田きのこ(株)さんが十勝の恵みを存分に活かして栽培したマッシュルームである。
十勝は、日本一の小麦の産地であり、そのワラをばん馬の敷ワラとして使用した後、栽培に再利用しているとのことである。また、清流日本一にも輝いたことのある札内川の水で育てている。
また、十勝の厳しい気候もマッシュルームのおいしさを引き立ているようだ。北海道に住んで感じたのは、環境に優しい循環が確立されているということだ。小麦からばん馬の敷ワラ、そしてマッシュルームの栽培に利用し、小麦畑の肥料となる。このような環境を考慮された循環が、十勝にはいっぱいある。
このような環境が暖かい人たちを育てるのだろう。
十勝マッシュの肉詰め
十勝の暖かい人たちに感謝を込めつつ、マッシュルームを徹底的に美味しく頂こうと思う。
まずは、十勝マッシュの芯を取り除く作業だ。これは、とても簡単で、ちょっとした力を加えるだけでプチッととれてしまう。
そして、贅沢にも国産牛を細切れにして塩胡椒を少々振りかける。アウトドア用のフライパンに並べ、周りに北海道産のメークイーンとズッキーニをスライスして囲む。これを、10から15分蒸したら完成だ。
肉厚でジューシーな十勝マッシュと国産牛肉のうまみが口の中いっぱいに広がり、広大な大地を想い出させる幸せいっぱいな味がたまらない。
そしてトッピングのメークイーンとズッキーニはお好みでマヨネーズを添えて頂いた。激ウマな十勝マッシュの肉詰めは、瞬殺でなくなった。
北の大地からの贈り物に感謝の気持ちでいっぱいだ。