波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

ちょっとニッチな波乗りブログ、ビリログの目指すスタイルとは。

Voicyが毎朝の日課

わたしの朝の日課のひとつに、Voicy(ボイシー)を聞くことがある。ボイシーは、ラジオのような声のメディアで、「声と個性を楽しむこれからの放送局」というテーマでリリースされている。

わたしは、『キングコング西野さん(西野亮廣エンタメ研究所)』と『日経新聞(ながら日経)』をフォローし、毎朝聞いている。ボイシーを聞き出したのが、4月の半ばで、そこから、西野さんの話を聞くようになったので、「にわかファン」ではあることは否定できない。

しかし、西野さんの話は、一般の常識から5年以上進んいて、将来それが当たり前になると確信したので、いまでは自分の指針としている。

今日のボイシーで話されていた内容は、本日のブログのテーマにも通ずると思い、本日のボイシーをリンクさせて頂いた。

https://voicy.jp/channel/941/82128

わたしのブログは、ちょっとニッチな波乗りブログである。ニッチと言う言葉は、ビジネスをされている方にはよく耳にするとは思うが、ニッチは「隙間」という意味で、大企業が狙わない小さな市場として使われる。

しかし、ここでのニッチは、『焦点を絞り込むこと』にある。

ニッチな波乗りスタイル

現在の波乗りには、さまざまなボードが存在する。ロングボード、ショートボードはもちろん、ミッドレンジを乗りこなす人や、ニーボードにスポンジボードを乗りこなす人もいる。このさまざまなボードを乗りこなす上である共通するあり方が存在する。

それをひとはスタイルと呼ぶのである。

同じロングボードを乗る人でも、クラシックスタイルやハイパフォーマンススタイルと呼ばれたりする。このさまざまなスタイルにおいて焦点を絞り込むことにより、独自のスタイルがより鮮明になる。

故にビリログのニッチな波乗りスタイルは、『焦点を絞り込むこと』から始まっている。どれかを選ぶという感覚よりかは、何かを捨てる(封印)と表現したほうが適切である。

そして、わたしが自分のスタイルから封印したものは、「マニューバー」である。

マニューバースタイルの限界

クラシックスタイルに行き着くまでは、大会で活躍するコンペテイターを目指していた。ロングボードに乗る姿も、より大きな波に挑戦し、深いボトムターンからより鋭角に波を駆け上がり、ボードを垂直に波の上へと突き出し、最大限波からパワーを受けとってオフザリップを成功させる。

そのようなスタイルを追求していた。しかし、そのスタイルに限界を感じていた。

理由は、さまざまあった。ノーズライディンクを主体としたいことやリラックスしたサーフィンに憧れるようになったことに加え、大会に参加することが難しくなってきていた。年齢や体力的なことに加え、仕事が忙しくなり、海に行ける回数が減少したこと、そして、モチベーションが続かなくなっていった。ほかにも理由はあるが、そんな中、出会ったのが、クラシックロングボードであった。

クラシックスタイル

わたしが出会ったのは、ホビーのテリーマーティンがシェイプする『アンクルバック』というデザインのボードであった。何度か過去の投稿で紹介しているので、詳しい説明は割愛するが、ボードの上でがんばらないスタイルが心地よかった。

今までのハイパフォーマンなパキパキのロングボードのように、深いボトムターンを狙おうものなら、フルレールが波に引っかかりパーリングしてしまう。今まで得意としていたが、一切通用しない乗り物なのだ。

この乗り物を乗りこなすためには、あえてマニューバーを封印しなければならず、苦渋の決断を迫られたが、制限を加えることにより、得られるスタイルが存在すると考え決断した。

それが、ビリログのちょっとニッチな波乗りスタイルであり、スタイリッシュなクラシックスタイルを求める理由なのだ。これからも、スタイル確立を追求しながら、日本の旅を続けていく。

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