波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

ハルスタビーのフィンは、これで決まり!TRUE ARMS PHD VOLAN

  • 2019年12月21日
  • 2020年7月18日
  • フィン

ハルスタビーは、現在のサーフシーンにおいては、特殊なサーフボードに位置づけられている。このため、使用するフィンも通常のサーフボードとチョイスが異なる。

 
ハル
ハルスタビー用のフィンには、フレックス感が強く求められる。
 
ボードハカセ
ハルスタビーは、ボトムがコンベックス(凸状)であり、通常のサーフボードのボトムデザインであるコンケーブ(凹状)が入っていない。このため、ターンの際にはズルっと滑る感じがするじゃろうのう。
 
ハル
そのズルズル感があるため、細身でフレックスのあるフィンが相性がいいんです。
 
ボードハカセ
それなら、ボランクロスのフィンがフレックスが強く感じられるじゃろう。

構想を練る

先日、久しぶりにハルスタビーを購入したショップに顔を出した。

近況報告と次なるボードのイメージをわかせるためだ。ハルスタビーも幅が広い。ミッドレンジが基準となるが、短めのスタビライザー(揚力による揺れを最小限にする)がついたものや、ロングボードもある。

ハルスタビーといっても特別なものではない。昔は、シングルフィンといえば、今で言うハルスタビーのことを指していたらしい。このボードデザインしかなかったからだ。

現在は、様々なボードが開発され、改良されていった。ツインフィンやボンザー、エッグボードなどだ。これらと識別するためにハルスタビーという名で識別されるようになった。

私が保有するハルスタビーは、WILDERNESS(ウィルダネス)のハルスタビー7’0とミニピッグ7’11だ。5~6フィートのハルを選ぶか、又はロングボードのハルを選ぶか悩みどころである。しかしながら、ハルスタビーを知るには2台巨頭といわれる。リドルとウィルダネスの7フィートを乗り比べることが近道であると教わった。

 
ボードハカセ
ハルスタビー7’0とミニピッグ7’11に関する記事があるので合わせて読むと分かりやすじゃろ。
【おすすめ記事】ハルスタビー7’0

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【おすすめ記事】ミニピッグ7’11

由比ヶ浜でまったり波に乗る 何日か前の記事でハルスタビーにフレックスフィンを取り付け波乗りした記事を投稿した。まさにイルカに乗ったような感覚であった。本日は、ミニピッグのディスプレイスメント・ハルにこのフレックスフィンを取り付けてサ[…]

まずは、ここから始めてみるしかないのであろう。考えるだけでもワクワクが止まらない。妄想を膨らませながら購入を検討していたフィンに目を向けることにした。

ボランクロスのフレックスフィン

ハルスタビー用のフィンは、3つ保有している。ジョージグリノーの4A(9インチ)とステージ6(9.75インチ)そして、ボランクロスフィン(10インチ)だ。WILDERNESS(ウィルダネス)のハルスタビー7’0には、4Aとボランクロスフィンを使い分けているが、ボランクロスフィンと4Aを比較すると4Aの方がレイクが強めに入っており、ドライブ感が得られやすい。

この4Aのフィーリングでボランクロスのフレックス感がほしかったため、TRUE AMES PHD VOLAN(10インチ)を購入した。

 
ハル
このフィンのフレックス感は、触れてみてもわかるが、乗った感覚はハンパないくらいのしなりを感じるよ。

これは、ファインラインのブライアン・フィルバースとカークプットマンにより、造られたものである。特徴として、4Aと同様にベースは広め、レイクはやや強めである。

ティップは細目で、4Aと比較しフレックスがかなり感じられる。より大きくパンチの効いたターンができるのではないかと期待でムネが膨らむところだ。特に、フレックスにより、ボトムでのタメ感とそれに伴う加速と伸び感が大きく期待できるところだ。

この形状であれば、ミニピッグ7’11との相性も良さそうだ。また、9フィートのロングボードにも試してみようと思う。

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