波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

いざ、鎌倉へ!待ちに待ったオンショアの由比ガ浜とミニシモンズ

朝からフラットコンディション

サーファーの朝は早い。こんな季節でも早起きはいとわない。

しかしながら、波がないことには、なにも始まらないのだ。習慣化した早起きの週間は波がなくても変わらない。どんなに遅くても5時には目が覚め、波情報をチェックする。

湘南は、鵠沼でやっとヒザサイズだった。他は、うねりのみで×マークがきれいに並んでいた。せっかくの週末に波がない。二度寝しようにも、目が覚めて寝られそうにはなかった。

だが、唯一の救いは、昼以降から南西風が強まる予報であった。風速7m前後であったのでコンディションは一切期待はできないが、サイズは上がる可能性があった。

こうなると、一日中波情報に目をやり、一時間ごとに波があがるのを
待ちわびることとなる。朝食を食べ波チェック。10時頃まで新聞や小説にを読みながら気がついたら波チェック。

昼食後も波チェック。13時、14時と波チェックをするとコシ前後まであがって来たではないか。そうとわかれば、いざ鎌倉!南西の強風であれば、由比ヶ浜しかない。

チョッピーでも楽しめるボード

このブログのテーマでもある私の追い求めるサーフィンのスタイルはクラシックロングボードをスタイリッシュに乗ることである。

だが、今日みたいな強風のオンショアが吹くときにはクラシックロングボードはあまりにも酷なコンディションとなる。

また、クラシックロングボーダーのセカンドボードによく似合うハルスタビーであるが、このボードも強風のオンショアと相性は最悪だ。それでも、このようなコンディションであろうとも波乗りしたい日は、なにが何でも波乗りしたいのがサーファーであろう。

このような日に、チョイスするがミニシモンズである。このボードの一番あうコンディションは、コシ前後の小波で、吉浜のようにブレイク早い波である。本日の由比ヶ浜は、ハラからsetムネまでサイズアップしていた。

クラシックテイストのミニシモンズ

クラシックなミニシモンズとは、どんな乗り物なであろうか。5’3”のミニシモンズ、幅は、なんと53cmはある。

ボトムはノーズからハルエントリーボード中央付近からシングルダブルのコンケーブにテールエンドにかけてチャンネルが掘られている。爆発的に水の流れを良くし、かつ、チャンネルを数本入れることにより、ターンの性能は格段に高まる。

レイルは、クラシックロングボードのような50to50からテイルにかけてテーパー気味にエッジを強めている。クラシックロングボードとの相性を抜群で、ハルスタビーとは違った意味で良きセカンドボードとなる。

オンショアコンディションの波でも、レイルを入れたときのグライド感と、レイルが抜けた後の回転性は、クラシックテイストのミニシモンズの特徴であろう。たった1~2時間ではあったが、楽しめる時間であった。

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