波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

マジックボード!マークリチャーズのフリーライドモデルとは!

「どんな波でも乗りこなせるマジックボードがほしい」と願うサーファーは多いのではないか。

 
ハル
今日は、そんな願いについて話をするために、MR仙人(ミスターせんにん)こと波乗仙人(ナミジョウヒサト)さんをお招きしてます。よろしくです。
 
MR仙人
波乗仙人です。今日は、マークリチャード氏がシェイプするツインフィンの目線でお話ししたいと思うでござりあんす。
 

マジックボード

一本のサーフボードでどんな波でも乗りこなせる。そんなマジックボードはあるのか。わたしなりの結論は、ないと言い切る。

これは、ゴルフで例えるなら、パターではドライバーみたいな飛距離はだせない。しかし、バンカーでは、ドライバーは、使い物にならない。

このように、スネ~ヒザの波で、ぺらぺらのスラスターでは、ロングボードのテイクオフには勝てない。

クラシックロングボードで、頭以上のホレホレの波には通用しない。波のコンディションに合わせてボードをチョイスする必要がある。その日の波のコンディションにもっとも適したサーフボードを選択できたサーファーのみが、その日のセッションをモノにする。

 
ハル
確かに、ハルスタビーは特に乗れる波が限られるんだよね。オンショアやビーチブレイクでは、まったくダメです(-_-;)
 

故に、すべての波に適応するサーフボードは存在しない。しかし、ある条件を付加した時にマジックボードと称されるサーフボードは存在する。たとえば、ハラサイズまでなら、このロングボードは最高のパフォーマンスを魅せる。とか、スネ~ヒザでは、力を発揮できないが、腰以上になると、乗り手の力量を最大限引き出してくれるようなサーフボード。

このようなサーフボードは、存在すると考える。それらをマジックボードとたたえているのではないか。

MR仙人
波のコンディションを限定したときに、最も適したサーフボードは存在するでござりあんす。

究極のレトロツイン

わたしの保有するツインフィンは、まさにマジックボードと称されるサーフボードがある。これは、MRことマークリチャードがシェイプしたフリーライドモデルのツインフィンである。

マークリチャードは、過去の投稿でも紹介したが、言わずとしれた4年連続世界チャンピオンに輝いたレジェンドサーファーである。ショートボード革命が起こった時代、それでも、シングルフィンが主流であった時代に、リノ・アベリラサーフボードにインスピレーションを受け、ツインフィンを削ったというエピソードは、多くのサーファーに語り継がれている。

そして、ディックブリューワーにもシェイプを教わり、その技術を守り、究極のサーフボードを作り上げた。それが、フリーライドモデルである。MR曰く、『これがわたしだ。』と自分の分身はまさにこのボードである。とこのようなエピソードに魅せられ購入を決意した。

購入時、限定100本しか削らない。と言うことで、シリアルナンバー刻まれている。

MR仙人
これが私でござりあんす!

フリーライドモデル

このボードについては、今度サーフィンにいった時に詳細を説明しようと思うが、簡単に話すと、海につけた瞬間にその違いが体に伝わってくる。そして、ボードに横たわりパドリングした時には、ボードとの一体感に酔いしれる。スーと、全く水の抵抗を感じないのだ。

海の上での無重力感とも言えるほど、自分の体重すら感じられなくなる。このため、テイクオフは、ひたすら速くなる。故に、波待ちのポイントが他のサーファーより、沖へ沖へと向かってしまう。それでもテイクオフ出来てしまうのだ。

MR仙人
フリーライドモデルは、最も進化したツインフィンであり、『究極のツインフィン』ともいえるでがんす。
 

このフリーライドモデルを話し出すと、3000文字でも収まる気がしないので、ひとまず紹介は、ここまでとさせて頂こうと思う。ビリログでは、前回の記事で、100記事を達成した。そして、101記事目のスタートには、MRと思っていたので、この勢いのまま、200記事そして、1000記事目指して、ブログの更新を続けていく。

 
ボードハカセ
3000文字でも、1万文字でも書いてもらわないと私の出番が少ないんじゃ。
 
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