どうしてキャプテンフィン、ミッチアブシャーモデルは海でスタイリッシュに見えるのか

憧れの存在であるミッチアブシャー

キャプテンフィンでお馴染みのミッチアブシャーに焦点を当てよう。右のミッチ、左のジョエルと当時カルフォルニアには、二人の天才が存在していた。私は、オリジン・オブ・ブルーと言う映画をテープがすり切れるぐらい見ていた。なかでも、ミッチアブシャーのクラシック名ロングボードをさも当たり前のように、大きな弧を描きカットバックする姿は今でも鮮明に覚えている。当時のビデオは、現在保有しておらず、そのライディングを見ることは出来なくなったが、頭からそのイメージが消えることは無くいつまでも鮮明に記憶している。これを期にサーフシーンに名前が出ることはなく私の記憶からも二度と引き出されることは無くなっていた。そんな彼を再び知るキッカケとなったのは、キャプテンフィンの存在である。ミッチアブシャーとCJネルソンが立ち上げ、アレックスノストやタイラーウォーレン等をライダーに抱えるカルフォルニアのコアなサーファー集団で結成されている。

ミッチアブシャーフィンに乗る。

そんな中でも、ミッチアブシャーに対する憧れは別格である。同年代と言うこともあり、生き方・生き様と言ったところにも尊敬の念を抱くとともに、自分と重ねてしまうところがある。私は、やや垂直気味のミッチアブシャーフィンをホビーのアンクルバック9’4”(テリーマーティンシェイプ)に合わせている。このフィンは、フィンボックスに対してジャストサイズのため、前後に調整することが出来ない。通常の直立したフィンより、フィンが後方に位置するため、ターンの際は注意が必要となる。ターンの後ろ足の位置がしっかりフィンの位置にないと、フルレールを波に食い込ませてしまい、酷いワイプアウトをしてしまう。しかし、スピードをしっかりつけ、タイミングをあわし、ドロップニーターンを決めたときの回転性は、半端ではない。ミッチアブシャーのカットバックは、このフィン合ってのものと理解できる。

デザイン性にも注目

フィン一枚一枚に、人の感性が溢れるデザインもキャプテンフィンの特徴である。ミッチアブシャーフィンのデザインは、フィン全体が、はっきりとしたイエローで、その中を黒丸を水滴のように表現デザインを十数個、フィンの中で弾け回っている。その間を無数の黒丸、白丸が融合された花のようなデザインが点在する。陸では、多少派手に感じるが、海に入ると無性にマッチするから不思議だ。このフィンは、デザイン、機能性とどちらをとってもクラシックロングボードのスタイルにマッチする一本となっている。一本持っていて間違えはない。