ソロストーブの魅力に迫る
今年の夏、新たなアウトドアグッズがコレクションに加わった。その名をソロストーブといい、アメリカのテキサス初小型ストーブである。このストーブは、簡単に取り扱えるとともに燃焼効率も高く、必要なお湯がすぐに沸かすことが出来る。また、焚き火としても楽しむことができるとあって、多くのキャンパーから人気を増やしている。このソロストーブは、特許が取得されており、独自の構造により燃焼効率を高めている。燃料は、小枝や松ぼっくり、使用済みの割り箸など自然燃料を使用できることも自然を大切にするアウトドアの精神にもマッチしたエコストーブとなっている。
自宅の庭先でプチキャンプ
このソロストーブは、キャンプ先でなく自宅の庭先でも使用できる。登山やキャンプ、その中でも楽しみの一つは、食事であることは間違えない。そして、食後の一杯のコーヒーは格別である。この一杯を雰囲気たっぷりに庭先で楽しんでみるのも格別な時間となること間違い無しだ。ソロストーブは、赤い炎を見つめるだけで癒される。小指の長さに枝を折り、ストーブのなか一杯になるまで、枝を入れいよいよマッチで火をおこす。この一連の動作により、気持ちまで熱い炎で包まれる様だ。一定の燃焼を起こしたらコッヘルに水を入れ、お湯を沸かす。一杯のコーヒーを嗜む贅沢な時間を過ごすために一手間をかける。
ソロストーブの構造とその能力
ストーブの燃焼効率をあげるため、空気の流れが重要となる。熱された空気の上昇により、底部にある空気孔から新しい空気が流入してくる。この空気の流れが生まれることにより、燃料となる木の枝等を燃焼し続けることが出来る。そして、燃えたぎる熱量は、燃焼室の上部に上がりコッヘル内の水をわかし続けることが出来る。高い燃焼効率を誇るソロストーブであるが、アルコールバーナーとも相性がよく、アルコールバーナーの定番『トランギア』がぴったり収まるサイズだ。
ネイチャーを追求した道具
自然の夜は暗い。だからこそ焚き火や薪ストーブは欠かせない。大人にしかできない火遊び術は、暗い夜に優しくもあり、力強くもあるソロストーブの灯火がよく似合う。一人旅の人肌寂しい気持ちにも優しく寄り添い、寡黙に調理をしてくれる。料理が終わっても、暖に明かりに床につくまでいつまでも燃え続けてくれる。人が自然と同化するための手助けをしてくれる旅には欠かせない相棒となること間違えない。