波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

この手強いログハウスが、夢のMy Home

個性が強く、手強いログ

昔から、人と感性が違っていた。そのことに気が付いたのは、小学校に入学してまもなくのことだった。人と気が合うことは希だった。決して友達がいない訳ではなかったが、人とは違う何かを気持ちの中に常に抱いていた。群れることが好きではなかった。しかし、気が合う仲間が出来ると、とことんまで仲良くなった。大人になってからもあまり変わらない。成長できていないだけかも知れないが、そんな自分が嫌いではない。そんな訳で、選ぶ車も趣味も、私が惚れ込むものは、ニッチなものが多いのかも知れない。40歳を過ぎ、いよいよ、MyHomeを手に入れたい気持ちが高まってきた。選んだ家は国産杉をふんだんに使用した無骨なログハウスである。とはいえ、数年以内に購入を視野に入れてるに過ぎないが、私の人生すべてを賭けて購入すると心に決めた。

薪ストーブのある暮らし

ログハウスには、薪ストーブのある暮らしが欠かせないと言う私の思いこみがある。北海道での生活が長かったおかげで、寒い季節の過ごし方は慣れてきたが、この薪ストーブがあれば、楽しみになることは間違いないであろう。ゆらりと動く炎を眺めているだけで、落ち着くことが出来る。なんとも贅沢なひとときを過ごすことができるか、想像するだけで気持ちが高ぶってくる。薪ストーブにパーコレータでコーヒーを沸かし、ダッチオーブンをセットするのも手だろう。

作り込む庭先

自分らしく暮らすことにこだわると、庭も自分流にアレンジしたくなるだろう。薪ストーブを使うため、薪割りは欠かせない。そして、そのための道具を保管しておく収納小屋も必要であろう。家庭菜園や、家具なども自分流で手がけていく。自然の中で生活する以上、なにをするにも工夫がいるし、なにより、手が掛かる。しかし、そんな生活を心から望んでいる。時間をかけて、愛情を込めて作っていく楽しみがそこにはあるのであろう。

広い土間のある室内

玄関をあけるとそこには広い土間があり、薪ストーブが存在感を示す。一階の半分は、靴を履いたまま生活が出来る。そこにはソファーがあり、机があり、薪ストーブの炎を見ながらくつろげる空間がある。木の温もりに包まれたログハウス。より自然を身近に感じることができ、伸びやかに明るい暮らしがここから始めることが出来るのである。

ログハウスに住む

家には資産価値がある。このログハウスにどれだけの価値があるかわからない。しかし、大切なのは、家そのものと言うよりかは、家族でその家でどんな生活をするかではないか。私の残りの人生を自由に楽しみ、生き甲斐を感じる生活がここにあると確信している。

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