波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

チーズはどこへ消えた?変化の多い現代だからこそ読むべき1冊がここにある。

人生は自分しか変えられない。

コロナの影響が続く中、生活が一変した。

そして、今までの生活が維持できなくなる不安な日々が続く。

正直な話、何度も絶望を味わっている。そんな中、今までと同じ生活をしようと考えていることが間違えなのではと考える様になった。

そう、変化は起きるのだ。そして、変化に素早く対応しなければ生き残れない。コロナだけではない。インターネットの普及やAIによるオートマティック化、今ある職業の大半が生き残れるか解らない。

しかし、人間そんなに簡単に変化に対応できるモノではない。仕事に大切な家族の生命と財産、そして健康など、大切な守るべきモノが強ければ強いほど、身動きがとれなくなっていく。

では、どうすればよいのか。その答えが、一冊の本に隠されている。

その本は、100ページにも満たない程薄く小さい。間違えなく1時間で読めてしまう。しかし、その本の内容は、変化の多い現代でも10年間役に立つ。その本の題名は『チーズはどこへ消えた?』だ。

チーズはどこへ消えた?

著者:スペンサー・ジョンソン氏の『チーズはどこへ消えた?』は、世界中で2800万人に読み継がれているベストセラーである。累計にして400万部を突破している。

著者のスペンサー・ジョンソン氏は、医学博士、心理学者という肩書きがあり、心臓のペースメーカー開発にも携わるとともに、さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめるなか、著作活動を続け、『チーズはどこへ消えた?』の執筆に至る。

この本のあらすじは、ネズミと小人の物語である。2匹と2人が迷路をさまよい、チーズを見つける。彼らにとってのチーズは、われわれにとっての大切な守るべきモノである。そして、迷路は現代社会の象徴なのだ。

この単純な物語りの中に、現在社会に通じる急激な変化にいかに対応すべきかを説く、極めて深い内容が詰まっている。

変化するものだけが生き残る。

サーファーは、ショートボード革命と言われる大変革の時代を乗り越えた経験がある。

変化に取り残されたロングボーダーの末路は、あまりに残酷であった。しかし、悲惨な状況だけではない。これらの変化の先に、現在のあらゆるサーフボードがひとつの時代に、同時に存在する極めて異例ではあるが、刺激的で楽しいサーフィンライフが実現できている。

これもすべて、先駆者たちの創造と努力と変化への対応の賜物である。ここには、リスペクトと感謝の気持ちしかない。

今なお、先が見えない時代が続くであろう。これは、サーファーにとっても同じである。

しかし、ひとつだけいえることは、時代を生き残るためには、変化に素早く対応するしかない。

今だからこそ、ダーウィンの言葉がしみる。

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化出来る者である。』

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