レッドウイングをオイルアップ
今日は、天気の良い週末。
不要不急の外出は自粛しているため、庭の草むしりを始めた。
先週、駐車場の周りと玄関先は終わらせていたので、今日は家の周りをはじめた。草を刈り、土と戯れるとなぜか心が解放されてくる。
常にパソコンと睨めっこの日常から解放される瞬間だ。気づけば2時間、昼食の時間だ。服は泥にまみれているため、昼食は太陽の下、庭先で食べてみた。ちょっとしたキャンプ気分が味わえた。
こうなってくると様々なものを手入れしたくなる。バイクの洗車にワックス掛け。錆びて動かなくなったスケートボード(カーヴァー)の手入れ。そして、最近履いていなかったブーツ『レッドウイング』のオイルアップだ。
履き込んでいくと赤茶の独特の色ぬけが良い感じになる。
ただ、ここまで手入れを怠っていると復活にはなかなか時間がかかる。ミンクオイルを丁寧に刷り込んでいく。皮の割れ目や、剥がれかけた傷に薄く時間をかけてなじませていく。
このブーツは初任給で購入したので25年以上は経過している。キャンプには必ずこのレッドウイングを履いていっていたが、最近キャンプにもいけていないので、このような状態に陥ってしまった。
しかし、この自粛の時間が、このような道具ひとつひとつを手入れする時間を与えてくれる。忙しさのため、目を背けていたものすべてに目を向ける時間ができてきている。
今だからできること
サーフィンにキャンプと好きな趣味は、自粛ムードだ。
しかし、今だからできること。今しかできないことに注目するのが良いであろう。
普段忙しくて後回しにしてきたこと。目を背けてきたこと。いやなこと。いまがまさにそれらをすべて片づける時なのであろう。
先月は、ミニマリストの本をみて、家中のガラクタを一掃した。引っ越しが多かったため、大きな荷物はなく、引っ越しの度に不要なものは捨て続けていたので、そんなに溜まっていないと思っていたが、それでも不要なものは多かった。
数十キロ分の荷物を捨てたが、まだある。この機会に徹底的に分別してみるのも手だ。本も大分溜まってきたので、売りに出すか自炊かこれを機に動き出すしかない。
それにより、本当に大切なものが何かを思い出すのであろう。本当はわかっていた。ただ、目を背けていただけだ。
忙しいという言い訳に隠れて。
不要不急の外出を控えて自粛するということは、コロナの危機を乗り越え、新しい世界に飛び込むための物心両面を整える準備期間なのであろう。