終わりを思い描くことから始める意義とは

この危機を乗り越えた先にある世界を創造する

『不要不急の外出以外を自粛することにより、感染を最小限にくい止めること』

これこそが、国民一人一人に与えられた責務である。

そして、この危機を乗り越えた先の世界を創造することにこそ、自宅で過ごす多くの時間を費やすべきである。

我々サーファーは、常に自然をリスペクトし、その力に感謝の念を抱きながら、波という恩恵を受けてきた。だからこそ、いま、地球が置かれている現状を理解できるし、破壊し続けてきた自然と向きあうこともできる。

地球が我々人間に発する警笛なのだと気づくこともできる。

しかし、その生活を維持するが為に多くのことを犠牲にしてきた。その一つとして、忙しく仕事ばかりしていて、大切ななにかを犠牲にしてきたことを自覚する人も多いのではないか。家族と過ごす時間、子供たちに接し、愛情を注ぐ時間、本当に大切なものに気づかせてくれたこの現状に思いをきたし、我々は、新しい世界を創造する義務があると考える。

そのためには、『終わりを思い描くことから始める』ことが重要である。

自分の人生におけるすべての行動を測る尺度、基準として、この危機を乗り越えた先の世界を創造し、それを念頭において今日一日を始めることだ。すべてのものは、二度つくられる原則があるという。自分の頭で創造し、次に実際にかたちあるものへの創造だ。

心の中心にあるものを考える

サーファーの心の中心にあるもの。

それは、パーフェクトコンディションの波であることは間違えないであろう。

そのパーフェクトウェーブを乗りこなすためのサーフボード。そして、家族に配偶者、仕事もその中心にくるであろう。この中心がころころと揺れ動く。今現在の状況を考えるとその揺れ動きが大きくジェットコースターに乗っているかのような心持ちではないだろうか。

しかし、このように心が激しく揺れ動くのは、決してコロナウイルスの影響のせいではない。心の中心に正しい原則を据えれていないためである。

明確な中心を一つ持ち、安定、指針、知恵、力の4つの要素が得られることが理想だ。原則はどんなものにも影響されない。

それはコロナウイルスでもだ。原則を中心とした生き方をすれば、知恵と指針が生まれ、力が得られる。これにより、人生が安定していく。

『終わりを思い描くことから始める』ことを習慣とし、この原則を家族や職場の同僚と共有して行くことが、重要である。

コロナウイルスの危機を乗り越えた先の世界の創造をすることにより、今、我々サーファーがすべきことがみえてくるのではないか。