波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

クラシックロングボードで、もっと楽にターンを決める。ジョージグリノーフィン:ステージ6の性能とは

  • 2019年11月15日
  • 2020年7月23日
  • フィン

クラシックロングボードでは、ハーフムーンフィンでスタイリッシュにターンしたい。しかし、レールのすべてが波に食い込みパーリングする。残念ながらよくある光景である。

 
ハル
ハーフムーフィンだと、ターンが難しいんだよね。
 
ボードハカセ
ハーフムーンフィンは、フィンの面積が広いので水面から受ける抵抗が大きすぎるのじゃな。
 
ハル
クラシックロングボードで、楽にターンしたい時はどうすればいいんですかね。
 
ボードハカセ
それじゃったら、ジョージグリノーフィンのステージ6なんてのはどうじゃい。

クラシックロングボードで楽にターン

クラシックロングボードは、本当に気持ちよく波に乗れる。アップスンダウンの必要もなく、ただ波のブレイクに合わせるだけでよい。

ボードの中心に立っているだけで、後は波まかせ。とにかく気持ちよく波と一体になっている心地よさが感じられる。しかし、波は気まぐれだ。気づけば進行方向の波が一気にブレイクする。

これに対応が難しいのがクラシックロングボードの辛いとこだ。後ろ足がフィンの位置までステップバックしてターンを試みない限りかなりの確立でパーリングする。

 
ハル
本当によくあるんですよね。

特にハーフムーンフィンを使っていたら尚更だ。ハーフムーンフィンは、安定した直進の為の推進力を生むが、その反面、ターンが劇的に難しくなる。

この推進力を活かしつつ、ターンをしやすくするためのフィンが一つだけ存在する。それがジョージグリノーフィンのステージ6だ。

ハーフムーンのカットフィン

 
ボードハカセ
これが、カットする前のハーフムーンフィンの全容じゃ。

ジョージグリノーフィンのステージ6は、ハーフムーンフィンのベース部分を大きくカットしたモデルで、ノーズライディングでの安定感と直進のための推進力はそのままに、ターンが劇的に軽くなる。

 
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これを見ると、ハーフムーンフィンをカットしてるのがわかるじゃろ。
 
ハル
本当だ。これなら水の抵抗が少なくてすみますね。
 
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そうなんじゃ。ハーフムーンフィンの直進性は残して、ターンがし易くなっておるのじゃ。

なおかつ、ハーフムーンフィンより、ベースがかなり細めでレイクした部分は面積そのままであるため、フィンのしなりが生まれる。

このため、クラシックロングボードにセットしてターンした場合は、クジラに乗っているような感覚になる。ノーズは安定、ターンは軽い。しかも見た目はスタイリッシュである。

 
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クジラか~。この人は乗ったことあるのかな~?

このフィンは、クラシックボードだけではなく、ミニピッグや、ハルスタビーにも相性がよい。

世界中のどのフィンよりもたくさん売られている

世界中どこ探しても、ジョージグリノーフィンより売られているフィンはそうないのではないか。

ここまで世界中のサーファーに愛され、チョイスされているフィンだからこその性能がある。

だからこそ、このフィンは、はずせない。過去の投稿でオーソドックスな4Aは紹介したが、マグロのヒレのようなフィンである4Aや、ハーフムーンをカットしたステージ6など、ジョージグリノーフィンはボードの性能を極限まで引き上げてくれる。

 
ボードハカセ
ハーフムーンの直進性を残し、ターンは楽になり、しなりのおかげでボードの推進力が高まるんじゃわい。

中でも私は、このステージ6をクラシックロングボードに合わせるのをオススメする。クラシックのゆったりとした乗り味を活かしつつ、ターンの難しさを緩和してくれる。楽にターンをさせてくれる。

世界中でもっともサーファーから愛されていステージ6を試してみて損はないであろう。

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