波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。
ワーゲン Volkswagen van

最高の思い出をともにする相棒だから

相棒選び

旅には欠かせない相棒がいる。

目的とする土地まで私と仲間や家族、そして、サーフボードを安全に送り届けてくれる移動手段であり、ステイタスでもある車は、旅するサーファーにとっては欠かすことの出来ない相棒である。

サル ピアジオ


どのような相棒を選ぶかは、ショートボードを好むサーファーとロングボーダーではその趣きも変わって来るであろう。

また、仲間とのトリップを重視するのか、家族とのファミリーキャンプ、また、一人気楽なソロトリップを好むのかによっても変わって来る。

サーファーの旅では、車で寝ることは色々な場面でみられる。

いい波が予想される場合には、夜のうちからポイントに到着し、誰もいない内に海へと入るため、少々の仮眠をとることもあるだろう。

また、何泊かのトリップの場合は、宿に泊まるか、テント泊か、車中泊と言う選択となるだろう。

何よりリーズナブルであり、楽しく自由な時間を過ごすためには、車中泊を選ぶことが多いのではないか。

農道のポルシェ

スバル サンバー ワゴン クラシック
サンバーディアスワゴンクラッシック

私の相棒は、スバルのサンバーディアスワゴンクラシックである。

ロングボードは必ず持って行きたいので、軽自動車はどうかとも思ったが、快適な機動力と軽自動車とは思えないその収納性は充分に満足できる広さだ。

サンバーといえば、『農道のポルシェ』と比喩され、RRの水平対抗エンジンで後方にエンジンが搭載され後輪駆動とポルシェと同様の仕様をしており、その活躍の場は、主に農道を駆け巡ることが多い。

農道 ポルシェ
農道のPORSCHE

その仕様は、ビーチでも充分に活躍できる。

また、クラッシックは、丸目のヘッドライトに突き出たフロントから、その出で立ちはまるで子ブタのような愛らしい風貌をしている。

内装も後部座席は、完全フルフラットになり、車中泊にはもってこいの車である。

ボードも助手席を犠牲にすればロングボードも車内に積載可能であり、キャリアをつければ、車上にも積載できる。

軽キャンパーという選択肢

これを思うと軽キャンパーという選択肢も捨てがたい。

軽キャンパーに必要最小限の荷物を詰め込み旅にでる。いわゆるノマド的なSURFTRIPのスタイルである。

最近では、様々な軽キャンパーがリリースされている。

スズキ『エヴリイワゴン』、変形自在の『かるキャン』、スズキ『ラ・クーン』

等、低価格で普段使いもできる軽キャンパーは魅力である。

何につけても、旅を楽しく、自由にそして最高の思い出と心に刻む為にも、車は、なにものにも変えがたい、大切な相棒のひとりであろう。

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