わたしの理想の旅
わたしは、クラシックロングボードを極める旅にでた。理想は、エンドレスサマーのように世界を旅することである。しかしながら、実際は、日本を旅することに留まっている。しかも、国内でも、そんなに頻繁に旅にでることはできていない。言い訳に聞こえるかも知れないが、今ではないと考えているからだ。
それでは、今はなにをしているかと言うことである。最近ブログの更新も行っていなかったが、その理由は、一つの学問に夢中になっているからである。それを学ぶ理由は、もちろんクラシックロングボードを極めたいからだ。わたしは、クラシックロングボードを意のままに操るためには、ハルスタビーを乗りこなすことで可能になると仮説をたてた。それは、カリフォルニアのサーファーをみれば、異論を唱える人も少ないのではないかと思っている。
それでは、ハルスタビーは、どのように乗りこなせば良いのか。この内容については、詳しくは過去の投稿を見ていただきたいが、竜骨(ストリンガー)で波に乗ると言うことである。しかし、それができれば、乗りこなせるかというとそうではない。
最も重要なことは、ハルスタビーに乗るための精神を整えること。これこそが、究極のハルスタビーの乗りこなし方である。と考える。
「ハルに乗って、とんでもないワイプアウトをした」という話を聞くかと思えば、「波をワープするようにカットんだ」という話も聞く。『ハルスタビーは、良いサーフボードなのか、それともダメなサーフボードなのか』ハルスタビーほど意見の分かれるボードは[…]
これからのサーファーに必要なもの
わたしは、ハルスタビーに乗ることにより、波乗りが変わった。生き方が変わったと言っても良いかも知れない。そこには、ハルスタビーにのるための精神性に尽きるのである。ここにフォーカスすることでサーフィン自体と向き合うことになった。
高校卒業してすぐに格好いいと言う理由で始めたサーフィンであったが、仲間とともに旅にでたり、自然と真っ向から向き合うサーフィンに心を奪われていった。今では、生活に欠かすことの出来ない大切なものとなっている。今までは、自然と向き合うことのできるサーフィンが全てであった。しかし、ハルスタビーに出会いそれが、自然を司る宇宙へと意識をむける必要性に迫られてきたのである。
サーファーなら、月が地球の周りをだ円軌道することにより、潮汐を引き起こし、波に影響を及ぼしていることを知っている。そして、波のコンディションの良い時間帯を予測し、波乗りを楽しんでいる。しかし、ハルスタビーを乗りこなすためには、月だけの影響を考えるだけでは足りないのである。
最低でも、太陽系の惑星の影響度を考えれなければ、自己の精神を整えるのは困難であるとさえいえるのである。
占星学(アストロロジー)というもの
わたしが夢中になっている学問は、占星学(アストロロジー)である。これは、三国志で最も有名な軍師である諸葛亮孔明も、戦争の吉凶から自分の寿命までをも、星を読むことにより未来を予見していた。このほか、とある国ではあらゆる人事を、占星学をもって行われていると聞く。
占星学は、宇宙をマクロコスモスとし、人間の身体をミクロコスモスとしてその相関を考えるという捉え方をする。となると、われわれの肉体や精神は、海や波が月からの影響を大きく受けるように、宇宙の星々(特に太陽系の惑星)からの影響を大きく受けると言うことが、あながち突拍子もないことを言っているわけではないと、理解していただけるものと考える。
それでは、占星学では、どのようなことが予見できるのか。それは、個人的な問題から社会生活上の問題、そして地球上の事柄すべてである。その種類は、マンデン(政治の分野)、メディカル(健康の分野)、メンタル(心理の分野)のほか、人体やアロマ、株といったあらゆる事柄を予見する事が可能なのである。わたしは、まだネイタルという生まれた時の星の配置からその人の人生を読み解く方法の一部を修得したにすぎないが、それでもハルスタビーを乗りこなすための精神性を整えることに大きく貢献していると実感している。
わたしは、将来的には波乗り占星学(術)というものを確立したいと思っている。これがどうゆうものかをお伝えするほど言語化はできていないが、おもしろいということだけは自信をもってお伝えする。
今回は、久しぶりの投稿のため、やや長文となった。この記事が、みなさまのサーフィンに及ぼす影響が、どれほどあるかは定かではないが、ハルスタビーを乗りこなしたいと本気で考える方は、ぜひ一度、宇宙の星々の影響度から自己の精神への相関をもとに心を整え、ハルスタビーを乗りこなすための一助とすることをお勧めする。
占星術とユング心理学について 以前、技術の高いサーファーほどハルスタビーの罠にはまってしまうというお話をさせて頂いた。この罠を解決する方法を心理学へと求めて研究を進めていったのですが、たどり着いた先が『西洋占星術』でした。 西[…]