ブログや小説などを執筆するうえで、文章を書くことのみに没頭できるポメラという存在に魅せられている人は多いのではないか。そのポメラではあるが、集中して文章を書くことのほかに、もうひとつ魅力的な使用法に、カレンダー機能を日記帳として活用する使い方がある。
ポメラの活用
2019年8月にポメラ【DM30】を取得してからというもの、このポメラは、欠かせない存在となった。
『文章を書く』こと以外に出来ることがほとんどない。
そんなポメラであるので、書くこと以外の誘惑が極めて少ない。
だからいい。iPadで、執筆していたときは、メールの確認や、音楽を聞いたり、動画をみたりと、なにかと中断させられることがあり、集中力が続かない。しかし、ポメラにしてからは、書くことだけに集中する事ができるようになった。
今日までに、ポメラで43記事を執筆した。
文字にしたら5万字程ではあるが、私にしては、継続していると思う。
皆様にとって価値ある情報を提供できているかは、甚だ疑問ではあるが、執筆を継続して行くことで、改善を図っていきたい。そんな中ではあるが、ポメラのツールにあるカレンダーに注目したい。
カレンダーで日記を書く。
私は、手帳マニアだ。野口悠紀雄さんの超整理手帳に始まり、モレスキンや、ちまたのシステム手帳は、ほとんど試してきた。
そこから導き出した最高のスケジュール帳は、yPadだ。
見開き2Wのワイドスクリーンで、20個のジョブやタスクの進行を同時にみることが出来る。現在これに勝るモノはない。
故に、ポメラのカレンダー機能には、全く関心がなかった。
しかし、ポメラの取扱説明書をみていて気づいたことがある。ツールのカレンダーをみると、『日付メモ(カレンダー)を作成する』と書かれていた。そして、『スケジュールのメモや日記の作成などができる』とある。
私は、カレンダーの機能をスケジューリングとしてしか、捉えていなかった。この『日記の作成』としての機能である、日付を指定してメモを作成する。このことを理解していなかったのだ。
日記もモレスキン等で試したが、いまいちグッとくるものがなかった。しかし、このポメラのカレンダーには、私の求める日記の機能が盛り込まれていた。
実践してみる
カレンダーを表示するには、2つある。
メニュー画面で「ツール」ー「カレンダー」を選択する方法、ショートカットキーである「Alt」+「F1」を入力する方法である。
カレンダーは、月、週、日の画面があり、「F3」でそれぞれを切り替えられる。また、前後への移動は、「F1」と「F2」で操作できる。
保存できる日付メモは、1日1件のみで、一日あたり全角8000文字である。
十分すぎる容量である。
実際に使用してみてわかったことは、数日書かなくても罪悪感を抱くことがないことだ。紙ベースの日記帳では、書かない日があると、そこだけ空欄になっていまい、継続しない自分をせめてしまう。
しかし、このポメラのカレンダーは、月の画面にメモを書いた日に点が表示される。その日を選択すれば書いた内容がみられるのだ。故に数日書かなくても、これと言って罪悪感を抱かず、データとしてパソコンにも保管できるので、融通性が高い。
ポメラをお持ちの方は、是非、このカレンダーの機能を日誌として、日々のメモ残してみてほしい。