波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

ついに、この時が来た。ビリーズ再結成に今年の夏は熱くなる。

思い出の写真

先月の28日にミニマリストの本を読んでから、家中のものをとにかく減らし続けている。

最小限主義者までなれるかどうかわからないが、本当に大切なもの以外を削り、自分が大切にしていることに全精力を注げる準備をしてきた。そんな中、机の引き出しを片づけていたら、20年以上も前の写真が出てきた。

ビリーズの仲間の写真だ。このブログの名前の由来となったサーフチームのメンバーだ。サーフィンを始めて間もない頃ではあったが、10数人でサーフトリップに行った時の思い出の写真だ。

娘に見せると、「若い頃は、おなかでてないね。」と、さりげなく傷つく一言に少し切なくなったが、それでも懐かしい思い出にしばらくの間、浸っていた。

ビリーズ結成の日

1996年夏、私は一人の長身の男の姿に目を奪われていた。その男は何とも得体の知れない乗り物を見事に乗りこなしていたのだ。

それは、『スネークボード』と言われるスケボーの進化系とでもいうのか、クネクネ×2と何とも不思議な動きをする乗り物で、かなりのスピードがでているようであった。その動きは、まさにサーフィンのアップスンダウンをしているような感じであった。

私は、思い切って話しかけた。なんと言ったかは記憶にないが、この男との出会いが、ビリーズというサーフチーム結成に至る運命的な出会いであったことは間違えがない。

一本の電話

最近、運気が上昇してきている感じがしてならない。

不要なものを捨て続けたせいなのか、不思議と心と身体が軽くなってきている感じがする。そんなことを思いながら、テレビをボーッと眺めていた時、携帯の着信音がなった。

電話にでてみると、なんと、机を整理していた時に出てきた写真にうつるビリーズの仲間からの電話だった。何年振りだろうか。とにかく嬉しくて会話が止まらない。

一瞬で20年前に気持ちがタイムスリップしてしまった。

この年齢になって思い出すのは、この頃の楽しい思いでばかりだ。二人だけでこの楽しい時間を過ごすのはもったいないと、ビリーズの主要メンバーである二人の仲間にも声をかけ、今はやりのオンライン飲み会を始めた。初めての試みではあったがとにかく楽しい時間を共有できた。

人生が動き出す瞬間

私は、人生が大きく転換する感覚を、この瞬間に覚えた。

運が上向き、人生が動きだした感覚に身震いが止まらなかった。ブログを書き始めて1年になるが、これといってサーフトリップに関する記事を書いていない。これは、ただ単にサーフトリップにあんまり行けない環境にあったためでもあるが、仲間とのトリップを題材にして記事を書いていきたい思いがあったのも事実だ。

そして、今日この一本の電話から仲間とのサーフトリップが再び活性化していく。未だコロナの影響が続く中ではあるが、この影響が収まり次第、サーフトリップを行う予定だ。

今年の夏は仲間との旅で、とことん熱くなりそうだ。

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