なぜ、ヨーガは日本で流行るのか

三賢者のヨーガ修業

私は、サーフィンを始めて間もなく、ディックブリューワーのシェイプしたロングボード、いわゆる『本ブル』と出会い、サーフィンの世界にのめり込むこととなった。そのディックブリューワーは、ヨーガを修業したハワイの著名なサーファーであり、ジェリーロペス、リノアベリラとともにヨーガの体位で、砂浜で映った写真はかなり有名である。頭で逆立ちする姿や、腹直筋を立て左右に波打たせるナウリと言う体位を行っている姿を雑誌などで見かけた方も多いのではないか。私も、この3名がヨーガをする姿に感銘を受け、ヨーガにとてつもない興味を抱かされたことを今でも鮮明に覚えている。

日本におけるヨーガ

ヨーガは、インドで5000年の歴史の末、完成され健康法である。体操、呼吸法、瞑想法の三つから成り立っており、欧米の先進国で、大流行を果たした。日本でもヨーガ教室や、ホットヨガ等のアレンジを加えたものも現れた。しかし、日本におけるヨーガの歴史は古く、唐より帰国した空海にまでさかのぼる。瑜伽(ヨーガ)は、密教の行法として今に伝えられていたのだ。そして、現在のように一般の人たちにも容易に取り入れられるようになったのは、佐保田鶴治さんのご尽力が計り知れないと考える。私は、佐保田鶴治著作の『ヨーガ入門』でヨーガの世界に取り付かれた。

『ヨーガ入門』のすすめ

『ヨーガ入門』との出会いが、私のライフスタイルを変貌させた。私のバイブルとなり、著者の佐保田氏をグル(師匠)と勝手にではあるが、崇めるようになり、私のヨーガの修行は始まった。ヨーガとは、スポーツの一種か、武道の一種のようなものであるとの理解をしていたが、どうやら間違って行いたようだ。すなわち、肉体の鍛錬とは全く異なり、アクロバットでもない。空海が密教として伝えたように正しい理解が必要となる。しかしながら、健康法としてのヨーガの体操は素晴らしいものがあることは理解できる。その体操、呼吸法、瞑想法の仕方が易しく記載されている。そして、注意事項と効き目が理解できる内容となっている。私は、現在購入できる佐保田氏の著書は、ひたすらかき集めむさぼるように読みあさった。ウパニシャッド、ヨーガスートラ、ヨーガ根本教典、ウパニシャッド文学と其の哲学思想等購入できるものは全て買った。『八十八歳を生きる』は特に影響を受けた。ヨーガとは何かを知りたい場合はこの本を手に取って頂きたい。ヨーガを始めたい方は、『ヨーガ入門』で間違いない。ヨーガの体操、呼吸法、瞑想法の全ての基礎が身につくこと受け合いだ。