波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

さあ、遅くなったPCを手軽に高速化、ラズパイの驚くべき性能

メインPCのSSD化

前回の続きを紹介したい。私は、メインPCの遅さに嫌気がさし、SSD化を決意したものの、SSD本体は購入した物の、PCに接続するインターフェースがなかった。後日、PCDepで購入して再チャレンジとなった。

まずは、ドライバー一本を用意してPC(VAIO)のHDDの取り外しを実施した。この取り外したHDDのカバーを再利用しSSDを結線バンドで固定しPCに接続、いよいよ、SSD化したPCのお試しだ。

期待半分、疑い半分で、スイッチオン。結果は、チョッ速っ!数秒でログイン画面が立ち上がり、ID・PASSを入力、数十秒でWindous画面のお出ましだ。一切のストレスを感じない。

何故今まで放置していたのであろう。そんな思いが、ふと脳裏をよぎる。PC(VAIO)、愛すべき仲間であったことを再認識した。

ラズパイにOSをインストール

いよいよ、ラズベリーパイのお披露目だ。

OSは『Raspbian』を使用しようと思う。これは、Linuxディストリビューション「Debian」をラズパイ向けにカスタマイズしたOSである。

Linuxディストリビューションとは、コンピュータ全体の制御が出来るようにパッケージングしたものである。

これにより、Windowsの様なOSが、この小さなPCにも搭載されたことになる。

なお、OSは、microSD(16~32GBで十分)に公式サイトからダウンロードする必要がある。「NOOBS」と「イメージ」の2種類の形式があるが、私は、NOOBSをダウンロード、1.5GBと大きく時間がかかるが必要なパッケージが含まれているため、こちらで間違いないであろう。

その他の要領等を詳しく知りたい方は、『これ1冊でできる!ラズベリー・パイ超入門[改訂第5版]』をお勧めする。これにより必要な「NOOBS」ファイルを入手したら、microSDに保存し、いよいよラズパイにOSをインストールだ。

超小電力(1~15W程度)小型パソコンの完成

LinuxOS『Raspbian』を搭載した小型パソコンは、WindowsやmacOSの様なクライアントPCとして使用でき、小電力でエコである。

小電力ARMプロセッサを搭載しているため、一般的なパソコンより処理速度は遅いものの、経済的には、通常のPCの10分の1ぐらいの電力であるため、月3000円使用していたのであれば、300円ぐらいに節約することができる。

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