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ハーフムーンフィン

60年代を代表するボードとフィンの現状

50~60年代のロングポードは、ほぼ全てがハーフムーンであった。その名の通り満月を半分に真っ二つに切ったようなデザインで、重量感のあるロングボードに直接フィンが固定されていた。

当時のサーフボードは、今の主流となっているポリウレタンウレタンとは異なり、バルサ材などの木製のボードに木製のフィンのため、その重量は半端ではなかった。

サーフィンは、波に対して直線的に進み、現在の様なマニューバーといわれる上下への縦へのアプローチは、全く考えられていなかったのであろう。考えただけでも取り回しが難しそうなのがわかる。

現在のボードは、改良に改良を重ねられている。クラシックなロングボードと言われるものでも、今日のモデルは取り回しが大幅によくなっている。

それでも、大会で使用される様なハイパフォーマンスなボードに比較すると取り回しは困難だ。

キャプテンフィン

右のミッチー、左のジョエル。カリフォルニアには、2人の天才サーファーの存在があった。左のジョエルは、サーファーなら誰でも知っているであろう。ジョエルチューダーだ。

そして右のミッキーとは、当時、ジョエルチューダーにも負けるとも劣らない才能でジョエルと渡り合っていたミッチーアブシャーだ。ミッチーを初めて知ったのは、オリジンオブブルーと言うサーフムービーだった。特に印象に残っているのは、ミッチーのドロップニーターンである。

彼のドロップニーは、クラシックなボードを豪快に振り回し、ボードが反転してから加速する。他のロングボーダーには見られない。独自のスタイルがそこにはあった。そのスタイルを追い続けていたが、彼は、サーフシーンに姿を現すことがなくなった。

目標の変化

この頃から、目標が変わった。それは、とにかく大会で結果を出すこと。とにかく、これに取り付かれた。ロングボードもクラシックからマニューバーへと変化をした時代だ。

ボードは、9’0”が主流となり、深いボトムターンからオフザリップ(縦へのアプローチ)、鋭いカットバック等、ショートボード化していくロングボードで腕を磨いた。大会で結果を出すことが、私の生き甲斐となった。しかし、長くは続かなかった。

子供の成長や、職場での立場があがり、仕事が忙しくなった。海への足も遠のいていた。大会への意欲をなくした私は、サーフィンに魅力を感じなくなってきていた。

この時、再びであったのがキャプテンフィンを立ち上げたミッチーであった。シーンから一時的に遠のいていたカリスマが帰ってきたのだ。こうして、またサーフィンへの情熱が戻ってきた。

このキッカケが大きくサーフィンのスタイルと目標を変えることとなった。

メイソンダイヤーのハーフムーン

ハーフムーンのフィンを初めて使用したのは、キャプテンフィンのメイソンダイヤー9.75である。

このフィンは、ホビーのアンクルバック9.4にセッテイングしている。このチョイスは、完璧にはまった。ノーズライディングの安定感とクラシカルなターンの容易性は抜群だ。

フィン自体にレイクがないため、ドライブ(加速)は得られにくいが、ピポット系のターンには、もってこいである。おかげでロングボードのスタイルは180度変わってしまったが、大人になった今、大いにサーフィンを楽しんでいる自分がいる。

ハーフムーンフィンを乗りこなすことが新たな目標となった。このフィンを操れれば、ロングボードのスキルは劇的に向上出来ると確信している。

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