波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

サーファーであることに感謝!MR(マークリチャーズ)平砂浦サーフトリップ

始まりの地

千葉県の平砂浦は、ビリーズ創設以降、サーフトリップとなれば必ず訪れていたポイントである。当時は、今のように波情報もなく、サーフィンも始めたばかりの素人集団であったため、天気図もろくに見ないまま、行き当たりばったりで、平砂浦を訪れていた。波があろうがなかろうが、風があおうがあわまいが、とにかく仲間とトリップすることに意義があった。しかし、意外と波には恵まれたと思う。人の記憶とは曖昧で、良いときの波のことしか覚えていないのかも知れないが…。


しかし、いつも話題にあがるのは、獰猛な平砂浦の波についてである。その日は、台風のうねりが届き始めた風のないパーフェクトコンディションのシュチュエーションであった。われわれは、高鳴る鼓動を押さえことができない子供のように、はしゃぎながら沖へとパドルアウトしていった。

最初の数本は、肩から頭サイズの面ツルで興奮が収まらない感じで楽しんでいたが、その波は、ドンドン沖からブレイクするようになった。気がつくと、横一線の頭オーバーの波が次から次へと押し寄せて来るようになった。その波に一度乗ったが最後、二度と沖にでることは叶わなかった。沖にあがると、数名のサーファーのボードが真っ二つに折れてしまっていた。

サーフセッション

そんな思いで話をしながら、目的の地である平砂浦に到着した。ムネからカタのファンウェーブが見えた瞬間にムネが高鳴るのを感じながらも、大人になったわれわれは、平常心を装いながら波乗りの準備を始めた。しかし、波に乗った瞬間にそんなものは、一瞬で吹っ飛んでしまう。ただただその日の波を満喫しながら、身体が動かなくなるまで波に乗った。

今日は、MR仙人ことHさんとのサーフトリップであるため、久しぶりに私もMRのフリーライドモデルをチョイスした。最近は、ハルスタビーかクラシックロングボードしか乗っていなかったので、マニューバーを描くということから遠ざかっていたため、乗れるかどうか心配であった。しかし、さすがは、MRといったところで、乗り主の足りないところは、すべてボードが助けてくれた。

旅立ちの時

MR仙人Hさんは、この夏、仙台へと旅立つことになった。これは、永住を決意しての旅立ちであった。ビリーズは、海軍通信学校のある土地にゆかりがある。このため、メンバーのみんなは、日本中を転々としながらも、この地に帰ってきていた。しかし、今度はそうはいかない。

このため、今回のサーフトリップは、とても感慨深いものとなった。世の中に変化をしないものはない。その変化に抗い維持しようとしても衰退するだけだ。ビリーズもこの変化を受け入れ、日々進化成長をしていくしかないのである。今度は、みんなで仙台へとサーフトリップに出かけたいものである。

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