波留須旅衣とビリーズの仲間たちがクラシックロングボードやハルスタビーに乗り、日本を旅しながらスタイルの確立を目指す。

娘が初めて淹れたコーヒーを飲む至福の時間。究極のMyコーヒー探しの旅は、まだまだ続く。

コーヒーコーディネーター

コーヒーとは、不思議な飲み物だ。

『赤い木の実』は、食べた山羊が夜になっても元気に飛び跳ねる程の活力がみなぎる奇跡の実なのである。

これは、山羊飼いのカルディがコーヒーを発見した物語。

時代と地域によっては、『悪魔の飲み物』とされ、飲用を禁止されたこともあったが、これを徹底することは、到底できる話ではなかった。時には、『万能薬』ともてはやされ、時には、『悪魔の匂い』として訴えられたりした。

様々な歴史を経て、世界中の若者からお年寄りまで幅広い世代に愛される存在となったコーヒー。

そのコーヒーのプロの証であるコーヒーコーディネーターに憧れを抱くようになるのは不思議ではない。そこで、コーヒーコーディネーター養成講座の資料請求をした。受講料は約7万円であり、受講するかの検討中である。

過去の記事でもコーヒーに触れたことがあるが、自分に合う究極のマイコーヒーを探し続けている。

これは、ボード探しに似ていて、終わりがない。どんなに現在の自分に合っていたとしても、数ヶ月後、数年後には、好みも変わってくる。故に、高度な専門知識と技能を身につけたい。

どんなことが学べるのか

養成講座の資料を読み進めていく。

ここで学べることは、旨さの決め手となる焙煎方法、挽き方から抽出方法の原則、カッピングやブレンド技術、そしてカフェ開業やコーヒー教室のノウハウ等、魅力が満載である。最新・最上質のコーヒー技能を基本から徹底的に学べるとあって、プロのスキルを身につけるための登竜門である。

一流の専門家によるテキストとDVD、カリキュラムと指導法により、コーヒー技能を総合的に身につけるとあって、魅力的である。

究極のマイコーヒー

私の究極のマイコーヒーは、冬の海上がりに、妻が淹れてくれるホットコーヒーだ。

これ以上に美味しいコーヒーはない。

冬のサーフィンで疲れ、冷え切った身体に心から暖まるコーヒー。至極の幸せを感じられる瞬間だ。

そして、今日は、娘が初めてコーヒーを淹れてくれた。ネルドリップで、ゆっくりと挽いたコーヒー豆にお湯を注いでいく。

少しぎこちなさはあったが、気持ちのこもったコーヒーである。

その旨さは、言葉に出来ない至福の味だった。

専門的な知識や技能は大切である。しかしながら、本当のおいしさは、知識や技能だけではないことを教えられた気がする。

私の求める究極のマイコーヒーは、自然の中で、相手のことを思い、淹れるコーヒーである。

このため、コーヒーコーディネーターの受講は、時期尚早であったと理解し、受講費は、妻や子供たちの為に使うとしよう。

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